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2018/9

こみっとからの
お知らせ

2018.09.27 | facebook-news

こみっと日記

こみっと日記
其の54

こんにちは。
昨日は夜の部を開催いたしました。
今回は登録中の方1名、お仕事をされている方6名の計7名のご参加がありました。

メニューはクリームシチュー。午前中のプログラム(ウォーキング)の時に、メンバーさんがお買い物をしてくださり、また、調理もお手伝いくださいました!ありがとうございます~!とても美味しかったです!

今回の夜の部は、お仕事をされている方が多く、初めましての方もいらっしゃったので、自己紹介をしていただきました。
働き始めて1年弱の方、半年の方、この9月にお仕事が決まった方など、働かれている期間や職種もバラバラでしたが、お互いに「がんばってね」「すごいねー」などと励まし合う声も聞こえてきました。
登録中の方も「実は以前から素敵だな、と思っていたんです」と普段なかなかお会いできないメンバーさんにお声掛けされていました。それを聞いたメンバーさんは「嬉しい!これからもがんばる!」と笑顔に。

夜の部では、普段働かれていて、なかなかお会いできないメンバーさんとお会いできる機会の一つとなっています。これから就労を目指す方、就職活動中の方にとっても、いい刺激をいただける場所なのかな、と思いました。登録中の方も参加可能なので、ぜひいらして下さいね~。

夜の部の終盤は女性陣だけになったので必然的に女子トークに…。みなさん笑顔で帰宅されました。お見送りさせていただいたスタッフはみなさんの姿を拝見し、笑顔になりました!いつもありがとうございます~!

2018.09.25 | facebook-news

こみっと日記

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其の53

リカバリーフォーラムに行ってまいりました。

リカバリーフォーラムは毎年2日間で行われる、リカバリー全国フォーラムは、3 つの全体会と22 の分科会のプログラムで構成され、1400 人超の参加者を得て行われているそうです。
当事者・家族・専門職などが一堂に会し、学びあい、交流し、リカバリーという考え方について理解を深めあう場です。

【リカバリー:回復。復旧。とりもどすこと】という言葉も、今や当たり前のように使われ、人にとって、必要不可欠になっているように思えます。
死ぬまで元気!なんて人がいませんものね。そうすると、どこかで私たちはリカバリーを繰り返しながら人生を歩んでいくんだと思います。

参加した分科会は【IPS:個別就労支援~リカバリーにおける働くことの意味~】
で、当事者のかたのトークでしたが、色々な困難もありながらも、何よりも、職場でも辛い時に話を聞いてもらえ、障害のことも隠さず話し相談することが出来るという事が、ご本人たちにとっては安心感につながっているのだな、と思いました。
そうやっていると、その場からまた次へのステップで転職という事も考えれるようになったり、
少しずつ現場で力をつけていらっしゃるご様子が伺えました。
色々なご事情がるので辞めてしまうことは悪い事とは思いませんが、「継続は力なり」という言葉が頭に浮かびました。

最後の質問で、IPSを使ってみてどうだったか、という答えに、「これと言ってない」ご様子で、笑。でも、私がとても印象に残ったのは「登録したら自然に仕事を探して流れて行った」という言葉です。
ああ、まさにそれに尽きる・・というか、その「自然に」がなによりかと思いました。

先日就労基礎研修にも参加したしましたが、そこでも少し「最近は援助付き雇用といってIPSという方法も出てきている」とさらっとですがお話に出て、すこしづつですが浸透していっているのかな!?とちょっと嬉しく思いました。
困難はあれど、私たちも少しでもリカバリーしながら皆様の応援ができたらと思います。季節の変わり目で体調を崩される方もいらっしゃると思いますが、どうぞご自愛くださいませ。

2018.09.19 | facebook-news

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其の52

暑さ寒さも彼岸までの言葉通り、だいぶ秋めいて参りました。

本日行われたこみっとの調理のプログラム「かんたんごはん」では、秋祭りのシーズンにちなんで、「お祭り屋台メニュー」を再現してみました。以前皆さんから一番多くリクエストをいただいていたチヂミと定番の焼きそばにチャレンジ。総勢10名の参加者にスタッフ2名も加わり、こみっとのキッチンは熱気であふれ返りました。

チヂミグループと焼きそばグループに分かれて、皆で協力して作業開始。限られた調理用具、限られた調理スペースの中で、皆で知恵を出し合います。

チヂミグループは、いかに上手くフライ返しでチヂミをひっくり返すかで、ああでもない、こうでもないと知恵を絞りました。そして編み出されたのが、まずは片面だけ焼いたチヂミを大きなお鍋のふたの上に滑り落とし、そこにフライパンをかぶせてえいっ、やっとひっくり返すというアイデア。形を崩すことなく上手にチヂミを焼くことができました。

一方、焼きそばグループは、こみっとに2つしかない小さなフライパンで、いかに大量の麺を炒めることができるかで頭を悩ませました。そうだ、こみっとには大きいお鍋はあったはず。小さなフライパンで麺と具材を小分けにして炒め、それを大きなお鍋に投入して味をつければ上手くいくのでは?メンバーさんのナイスなアイデアで、屋台さながらの美味しい焼きそばが出来上がりました。

付け合わせは、きゅうりのスタミナ1本漬け。こちらはスタッフが前日から漬け込んでおいたもの。皆で割りばしに刺して、屋台風に演出してみました。

出来上がった料理を頬張りながら、しばしお祭り屋台気分に浸ったひと時でした。

2018.09.12 | facebook-news

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其の51

久しぶりにSSTの講座に皆さんと参加をしました。
講師と職員含め8人参加で、部屋が手狭になりました。

最近まで企業での委託訓練を受けられていた方が参加をされており、その方から出された「仕事で自分の進め方に迷ったとき、困ったことがあったとき」というテーマを取り上げました。

「こんなことを聞いても大丈夫だろうか」という不安があり、聞くことを躊躇してしまう場面があったそうです。

参加されている方から、様々な意見が出されました。その中で、思っている不安をそのまま伝えてもいいのでは?という意見がありました。「聞いてもいいかどうか迷ったのですが・・・」みたいな感じで。
これを「気持ちの実況中継」というのだそうです。

なるほど・・・これはいろいろ使えるねとなり、実際の場面を想定し、ロールプレイを行いました。

おまけで、「報・連・相」の捉え方について講師から。
報…過去のこと
連…現在のこと
相…未来のこと
 
こんな風に捉えると、何を伝えるべきか整理がつきやすいかもしれませんと。

なるほど!と、みんなで納得。最後にいいお土産をいただきました。

2018.09.07 | facebook-news

こみっと日記 其の50 深呼吸でスイッチ切替を

こみっと日記 其の50 深呼吸でスイッチ切替を
 
精神疾患のある方のご苦労あるあるに「緊張感が高い」とか「脳が疲れやすい」といったお話をよく伺います。
  
さて、あるご利用者のAさんのお話。清掃のお仕事について一年になります。最初の頃こそなかなか手順を覚えられなかったり、イレギュラーな状況が起きるとパニックになられたりしていましたが、順調にご苦労を重ねられた結果、今はとってもスムーズに!
    
作業をするためのものの置き方をご自分で工夫され、その日の状況に合わせて順番を組み替えたりと応用も加え、安定して時間内にお仕事を負えられるようになりました。しかも、仕事のクオリティは高く保ったまま、いつも丁寧でピカピカ! とっても高い集中力で取り組まれています。
   
でもAさんも確か特性として、集中するのにものすごーく努力をされているはず。Aさん、疲れませんか…?
  
「いやマイペースで出来てます。コツは深呼吸ですね!」
  
Aさんは、合間の10分休憩でまず一分間の深呼吸をしたあと、水分補給や甘いものなどのエネルギーを口にし、その後はリラックスするようにしているのだそう。なるほど〜! 
  
ゆっくりしたおだやかで深い呼吸は、集中モードを作ってくれる交感神経優位な状態から、リラックスを支える副交感神経優位にに切り替えるのに大変便利で、しかも簡単です。これが好調のひけつだったのですね。
  
後半もバリっとお仕事をされていました。頼もしいお姿にほーっと感じ入り、私もゆったりした気分で帰りました。
    
毎日の就活やお仕事のがんばりの合間に深呼吸、皆さまもぜひ上手に取り入れてみてくださいね。