こみっと日記
其の64

こんにちは。
今週の月曜日にプログラムCBT(認知行動療法)にメンバーさんと一緒に参加しました。今日は認知について少しお話ししたいと思います。

みなさんの周りに「自分はいつもツイている」というAさんと「自分はいつもツイていない」というBさんがいませんか?
Aさんはいつも笑顔で、Bさんはいつも沈んだ表情をしているような気がします。毎日の生活の中での出来事は、ある程度誰にも同じように起きているのではないでしょうか?

例えば…バスが遅れてきたので約束の時間に間に合わない!!そんな時は誰しもイライラしたり、不安になったり焦って、バスが悪い!と腹を立てますよね。その後、どういう風に想いを巡らすか…これを認知というそうです。

【Aさんの場合】
認知…困ったな。でも大丈夫。何とかなると思って相手に電話して、説明し、謝る。そしてバスが遅れたのは自分のせいじゃないと思う。

結果…少し遅れたけど相手もわかってくれて許してもらえるかもしれません。そして、次回からはもう少し時間に余裕をもって出かけようと学習も出来ました。

【Bさんの場合】
認知…どうしよう。もうダメだ。相手は怒って、自分をダメな人間だと思うだろう。自分はいつもこうだ、と悲観的になる。

結果…もう行くのをやめるかもしれない。たとえ行ったとしても不安、怒りが表情にあらわれたまま会うことになり、大事なその日を台無しにしてしまう。

以上のように、認知の違いによって、結果、ついているか、ついていないかが違ってきます。自分の認知のパターンは、アセスメントシートに記入することで見えてきます。それを繰り返すことで、誰しもAさんのようになれるとしたら、嬉しいと思いませんか?

ぜひ、みなさんもCBT(認知行動療法)について触れてみてはいかがでしょうか?