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2018/10

こみっとからの
お知らせ

2018.10.31 | facebook-news

こみっと日記

こみっと日記
其の59

こんにちは。
最近は秋晴れが続いていますね~。清々しいので気持ちよく過ごせています。

本日はスタッフの研修についてお話しさせていただきます。
こみっとは福祉畑で働いてきたスタッフが多いため、ザ・一般企業やザ・就職活動に関してを、メンバーさんと一緒に学ばさせていただいている状況でもあります。(お恥ずかしながら…)

スタッフ内でも「これってどうなの?」と解決に至らない疑問を投げかける時間として、こみっとのプログラム講師でもある、キャリアカウンセラーの岩嶋寿子先生にスタッフのグループスーパービジョンをお願いしています。

昨日は、グループスーパービジョンの第2回目でした。
履歴書や職務経歴書の書き方、配慮事項とは?、企業が求めている人材とは?、職域を拡大するには?、経歴から読み取れることは?…質問が尽きません。

支援者として、企業としての視点等、多角的な視点でお話しをしてくださり、自分の視野の狭さや掘り下げられていない部分に気付かされます。

参加したスタッフからは「あぁ~そうですね。そこが足りなかったです」「なるほど!スッキリした!!」「そういう理由か~!」との声が…。

今回、得た知識を基に、メンバーさんと一緒にさらに試行錯誤し、精進していこうと思いました!
岩嶋先生、お忙しい中、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

2018.10.26 | facebook-news

こみっと日記

こみっと日記
其の58

いつのまにやら秋が深まっており、朝晩は冷え込むようになってきましたね。
寒暖差で、体調をくずされる利用者さん・職員がチラホラ・・・
私は食欲の秋で、焼き芋を食べまくっております。

秋になり、合同面接会が開催されるなど就活の方は活発になっています。
9月には2名の方が就職され、各々の職場で活躍をされています。

「社会生活サポートセンターこみっと」は、10月・11月で運営している事業を変更することになりました。

10月1日より「就労定着支援事業」を開始いたしました。現在、5名の方にご登録いただいております。11月には、さらに増える予定になっています。

新規事業の開始に伴い、現在運営をしている自立訓練(生活訓練)の事業を、10月末で終了させていただきます。
この間、就労移行支援と生活訓練の多機能型として運営をしておりましたが、11月1日より「就労移行支援事業」「就労定着支援事業」の運営を行ってまいります。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

2018.10.18 | facebook-news

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其の57
こんにちは。10月15日はゆるゆる体操のプログラムがありました。参加者6名の内、お二人は初体験でした。

講師からまずは、今日の気分を聞かせてくださいとのことで、お一人ずつ話されました。
膝が痛い、肩が凝ってる、身体が重い、頭がボーっとしている、手首・足首が痛い、気分が重い…等。

では、まずは立ったままで前屈しましょうと講師が見本を見せてくださりました。上半身の力が徐々に抜けていく感じでゆっくりと前屈。両手はダラリとして静かに揺れています…。

皆さんもどうぞのお声掛けで一斉に前屈。

何度か参加されていらっしゃる方は、躊躇なくダラ~リとされました。初めての方々は感じが掴めないご様子で、ラジオ体操のような動きをされていました。

その時、講師が

「皆さんは日頃、意識なく身体全体に力を入れたままの状態をキープされていると思います。ゆるゆる体操はそうした状態の身体から力を抜いていくことを目指しています。あやつり人形を思い出してください。糸を緩めるとダラリとなりますね。あんな感じに呼吸は自然にして、重力に任せてみましょう。下げた両手を少し揺らしてみると肩もほぐれます」

と話されました。

その次に腰を回す動き…頭を動かさないで腰だけ、胸だけ、そして首、といった具合に各々の部分を意識することが大事とのこと。慣れてできるようになると、新陳代謝が良くなり、身体がほぐれていくそうです。

1時間半、みなさんでダラ~リ、ゆら~りと身体を動かす内に、あちこちで欠伸が…。講師からも、欠伸は我慢しないようにと言われました。これでいいのだ!!

みなさん、お疲れさまでした~。

2018.10.12 | facebook-news

こみっと日記 其の五十六 【ほめほめ日記】

こみっと日記 其の五十六 【ほめほめ日記】
  
みなさんは不安でたまらなくなったとき、どんな風に解消していますか?
  
今年こみっとを通じてお仕事を始めたBさんも、いつも自分に自信が持てず悩んでいました。昔の辛い思い出がふっと頭をよぎって真っ白になり、手が止まって間違えてしまうんだそうです。ゆっくり一つ一つ覚えていけばいいよと職場の方は言ってくれるのですが、何一つ出来ている気がしなくなり、他の人と比べてどうしても焦ってしまう。
  
不安になったときに、自分で対処する方法を見つけたい!そう考えたBさんは、毎日「ほめほめ日記」をつけ始めることにしました。
  
          * * *
   
ほめほめ日記とは、できたことと、よかったできごとを書き出していくというシンプルなもの。「朝起きられた」「一本早い電車で座れた」など何でもオッケー。どんな小さなことでもいいから、自分で自分をほめてあげます。箇条書きでも、文章でも、好きなノートに自由に書いていくだけ。そしてもうひとつ大事なのは、書けない日があってももちろんオッケーだということ。
 
さて、ほめほめ日記を始めて一週間後。面談でのBさんの最初の一言は「意外といろんなこと、やれたんだな〜」でした。文字を書くのが好きなこともあって、書き出すのが楽しかったそうです。
   
それからというもの。「今日はどんな楽しいことが見つかるかな〜」と思いながら朝支度をするようになったBさんは、日記を続けるうちに、焦ったり比べたりすることがだんだんと減ってきたそう。休日も家でゆっくり料理をしたりしてリラックスして過ごせるようになってきたとか。自分なりにコツコツやっていけばいいな、と思えるようになったら、自分のやり方も振り返りができ、仕事を初めて半年たった最近は仕事のスピードも徐々に上がってきたんだそうです。
  
          * * *
 
就職活動も、仕事を始めたときも不安でたまらないもの。でもきっと誰もが自分が思っているよりも、ずいぶんと頑張ったり努力しているんだと思います。
  
そんなときは、少し自分を振り返って、自分を認めてあげる。Bさんの素敵な工夫が、前に進もうとがんばる全ての人たちにも、きっとよいヒントになるといいなと思いました。Bさん、ありがとう🌟

2018.10.02 | facebook-news

こみっと日記

こみっと日記
其の55

こんにちは。
先日、ここでご紹介した、7月に就労された方の続編です。就職して1か月、2か月が経った頃、職場訪問に伺いました。

ご本人の「順調です」「ここなら続けられそうです」というお気持ち通り、職場の担当者からも「順調に働いていただいています」とのお言葉をいただきました。
その後、ご本人も交えてお話しをし、お互いの気持ちを共有いたしました。仕事が順調であることを共有できた時は、ご本人、職場の担当者、支援者(私)みんながホッといたしました。また、職場の担当者と笑顔でお話しされる姿を拝見し、「私が居なくでも大丈夫そうだなぁ」と安心しました。

また、週1回のこみっとでの面談は、ご本人から「仕事が順調だから2週に1回にしようかな」との申し出がありました。こみっとでは、アフターフォローもご本人の希望に合わせています。そのため、面談や職場訪問の頻度は人それぞれです。
ご本人が「もう大丈夫かな、職場で相談できるようになったし…」「仕事に慣れるまでは定期的に話を聞いてもらいたいな…」等と自分で気付き、頻度や手段の選択ができるよう促しをしています。

こみっとの就労移行支援事業のように、通過型の施設には終わりがあります。
通過型の施設だからこそ「こちらが先回りをして何でもする」のではなく、「ご自分で考え、選択していただくこと」を心掛けています。必要最小限の支援やインフォーマルな関わりを活用し、自分らしく働き続けられるようになっていただけるといいなぁと思っています。