こみっと日記
其の40

夏になると毎年、毎日「暑い暑い」と言うのも飽きが来ないのが不思議なくらいです。

今日は最近、企業訪問に行った時の、心に深く響いたお話です。

と、いっても至極普通の話なのかも知れません。

私たちが応援している方々の多くは障害者雇用として働いています。

その中で、企業の担当の方とお話する機会が多くありますが、お仕事でやはり得手不得手、配慮や障害の特性などの話をさせて頂く場面もあります。

とある企業訪問にて話していると
「障害の特性はあると思うので、もちろん配慮もします。けれども、だからといってただ取り除くという事をしてしまうのはどうかと思う。出来るかもしれない事も考えて行かないと、本人のステップアップの機会を取ってしまう可能性も考えると、もったいない。」
と、言ったような内容の話して下さいました。
このような話は時々出てくる話題なんです。

わたしが感じたのは、ちゃんと「働く」という視点では、けして障害者としてという「区別」ではなく、
「責任を重く持つ事」でもなく、「自信」を付けて責任を持って働いて貰いたい。
そこから仕事の質を上げていってもらいたい。
そこから周りとの関係性もよくなっていくと良い。
と、先をみて下さってのお話だと思いました。

それは、障害者、健常者と分けている訳ではなく、同じ視点で、だからこそ「育てていく」という責任を、担当の方もちゃんと持って下さっていることを強く感じます。
その経過、1度仕切り直しもありましたが、新たに次のステップアップに繋がるケースが出てきます。

「配慮」とは。ということを、改めて何かということを考えさせられました。

そこには、配慮を含みながらも、ご本人もどのようなステップアップやチャレンジをしていきたいかを、私たちは聞かなければならないと思いました。

まだまだ一片、一方からしか見れていないな。もっと多方面からも、応援している人の声も、企業様の声も、しっかり聞いていきたいと感じました。

他にも、ああ、そこまで考えて頂いてるんだ。。と、頭が下がる思いを垣間見る事が多々あります。

そのような会社側の意図を務めてるご本人も知らないことが多くあると思います。

それはそれでいいとも思ってます。

それが会社にそれぞれの立場で、それぞれが責任を持って務めるということなんだと思えるからです。

そして、「自分を育てる」事が「出来る」のが働く場所なんだと思えました。

働いく=「職業人」として、ここで働き続けたい。という気持ちがあれば
それは誰でも一緒だということを改めて感じる事ができます。

悩むことも少しづつ考え、選択して行けるサポートが出来ればと、未熟ながらに思う日々です。

精進。精進。
時にはゴロンと横になる。(家ではゴロゴロ横になる率が高くなる日々ですが。笑)